会社勤めをしていると、プライベートな時間って減ってしまいますよね。
仕事中に、「家に帰ったら○○しよう!」と意気込んでいても、帰宅後はダラダラと過ごしてしまいがちです。
家庭を持っている方だと、一人でダラダラできる時間すらも限られているのではないでしょうか?
そこで、少し考えてみてください。通勤時間って毎日一人じゃね と。
そして、通勤って毎日の強制イベントじゃね と。
この、毎日訪れる一人になれる時間こそ、「スキルアップ」「ストレス解消」「趣味」などに費やすことのできる絶好のチャンスなのです!
年間の通勤時間を計算してみよう
まず初めに、みなさんの大体の通勤時間を計算してみてください。その時間が自分一人の時間だと考えると結構すごくないですか。
ちなみに、ボクの通勤時間はこんな感じです。
1か月:20分×20日=400分(往復800分)
1年:400分×12か月=4800分(往復9600分)
つまり、年間で片道80時間(往復160時間)を通勤に使っていることになります。
通勤時間が片道1時間の人は、年間で片道240時間(往復480時間)です。
この時間があれば何ができるでしょうか。ただ漠然と過ごすにはもったいない時間です。
それぞれの通勤スタイルに合ったことをしよう
現在は車通勤のボクですが、過去には自転車通勤と電車通学をしていました。
それぞれの通勤スタイルによって、「できること」と「できないこと」があります。
ここでは、車、自転車、徒歩、公共交通機関(電車・バス)での通勤を例に挙げてみます。
車通勤の場合
他の通勤スタイルと比べて、車通勤の特徴は、
です。
つまり、人前ではできないことが出来ます。
車通勤を有意義な時間にする方法としては、以下の3つがあります。
1.オーディオブックを聴く
ふだん聴いている音楽やラジオをオーディオブックに変更してみてはどうでしょうか。
小説、自己啓発、学習テキストなど、興味のある本の内容を聴くことで、スキルアップを目指すチャンスです。
運転中は目と手が塞がっているので、読むことはできませんが、聴くことはできます。
日々の生活の中で読書時間を設けるのは難しくても、通勤中なら確実に時間を設けることができます。また、運転中なので読書中に寝落ちすることもないです。
2.英語の発音練習をする
耳で聴いた単語や英文を復唱する学習をしてみてはどうでしょうか。リスニングとスピーキングが同時に出来るので、とても効率的です。
運転中は目と手が塞がっているので、テキストを読むことはできません。
単語や日常会話の短い英文なら、テキストを見なくても復唱しやすいです。
3.カラオケアプリで歌の練習をする
車内でならスマホのカラオケアプリで歌の練習が出来ます。
しかし、運転中は画面を見ながら歌うことはできません。
なので、
これを繰り返していると、音程バーを見なくても音程を合わせられるようになります。
アプリによっては月額1000円程度かかりますが、毎日歌い放題だと考えれば全然安いと思います。
自転車通勤の場合
自転車通勤は、「ストレス解消」と「趣味」を兼ね揃えている最も有意義な通勤スタイルなのではないかと思います。
自転車通勤の特徴としては、
などがあります。
時間ギリギリに家を出発することができるので、通勤前は家でゆっくりと過ごすことができます。
また、自転車を自分好みにカスタマイズするのも楽しいと思います。
朝は家でゆっくりと過ごし、お気に入りの自転車で通勤する。とても充実した気持ちになることでしょう。
徒歩通勤の場合
自転車通勤と同じく、歩く行為そのものが「運動」であるため「ストレス解消」に繋がります。
そして、自転車通勤と違うところはイヤホンを装着できるところです。
※自転車に乗るときは、安全確保のためイヤホンの装着は禁止されています(自治体によって条件が異なります)。
徒歩通勤を有意義な時間にする方法としては、以下の2つがあります。
1.オーディオブックを聴く
ふだん聴いている音楽やラジオをオーディオブックに変更してみてはどうでしょうか。
小説、自己啓発、学習テキストなど、興味のある本の内容を聴くことで、スキルアップを目指すチャンスです。
日々の生活の中で読書時間を設けるのは難しくても、通勤中なら確実に時間を設けることができます。また、歩きながらなので読書中に寝落ちすることもないです。
2.お気に入りのスニーカーや快適アイテムを身に着ける
かっこいいスニーカーや可愛いレインブーツ、機能的なバッグなど、徒歩通勤が楽しくなるアイテムを探して、身に着けてみるのはどうでしょうか。
お気に入りの格好で歩いて通勤する時間は、とても気持ち良くて楽しいと思いますよ。
公共交通機関(電車・バス)での通勤の場合
他の通勤スタイルと比べて、公共交通機関での通勤の特徴は、
ことです。
周りに人がいるので声を出すことはできませんが、運転したり歩いたりしないので、目で読むことができます。
そのような環境で有意義な時間を過ごす方法としては、以下の2つがあります。
1.読書
電車やバスに揺られている時間を、「読書の時間」と決めてしまったらどうでしょうか。
小説、自己啓発、学習テキストなど、興味のあるジャンルの本を読むことで、スキルアップを目指すチャンスです。
忙しい日々の中で、読書の時間を設けるのは難しいと思いますが、通勤中なら確実に時間を設けることができます。
通勤時間の読書が習慣になると、1か月もあれば数冊は読み終えることができると思います。
2.動画学習
取得したい資格がある場合、動画学習をするのはどうでしょうか。
家ではテキスト教材での学習。電車やバスに揺られている時間は動画学習 というように学習スタイルを分けることで、効率よく学習を進めていけます。
また、動画のメリットとして、気になるところだけを見れたり、気にならないところは倍速再生することができます。
通勤時間の長さに合わせて学習内容を調整できるところも、動画学習のおすすめポイントです。
通勤時間は無駄ではない
毎日の通勤時間、その時間が有意義になるか無駄になるか、それはその人次第です。
通勤時間を有意義なものにするために肝心なことは、目的を持って時間を過ごすことです。
目的がしっかりとしていれば、おのずと有意義な時間になります。
例えば、
「スキルアップを目指す」
「通勤そのもを健康習慣にする」
「ストレス解消に繋げる」
「通勤スタイルに趣味性を持たせる」
などです。
通勤を、家と会社の往復のためだけの行為としてしまっては、有意義な時間にはなりません。
電車やバス通勤だと、手持無沙汰から、ダラダラとネットニュースを見たり、ソシャゲのログインノルマをこなしたり、SNSを眺めたりして過ごしてしまっていませんか?
単なる暇つぶしだとしても、それがリフレッシュになるのであれば、それは目的を持った行動であると言えます。
通勤時間が片道20分のボクですら、1か月で約6時間半(往復で約13時間)を通勤に費やしています。
隙間時間でも積み重なれば大きな時間になります。この時間を有効に使うことで、通勤時間は無駄なものではなくなるのです。