皆さんにもこういうことってないですか?
「誰かに勧められたものが、自分にとってはそんなに面白くなかった」ということが。
映画だったり漫画だったりゲームだったり。
進めてきた本人はすごく面白いと推してきているけど、自分にとってはそうでもない。
みたいなことが。
この前、職場の先輩にYouTubeの動画を勧められたんですよ。
「面白いから見てみてっ!」と言われまして。
それで、先輩が勧めてきたYouTubeの動画を3本見たのですが、僕にはあまり刺さらなかったんですよね。
もちろん、「面白かったですよ!」と後から感想を伝えましたが(笑)。
ボクとその先輩は性格が全然違っていて、どちらかというと少し苦手なタイプなんですよ。
先輩とは性格が全然違うからか、笑いのツボや動画の内容の解釈がボクとは異なるのでしょう。
その動画を見る限り、彼はどうやらシュールな笑いが好きなようなんです。
でもボクはどちらかというと、ベタ寄りの笑いが好きなんですよね。
ジワる系やシュール系も好きなのですが、いずれにせよ分かりやすい内容のものが好きなんです。
先輩が勧めてきた動画の内容は、ボクが普段見ないジャンルでしたので、なおさら笑えるポイントが分からなかったんです。
その人の解釈次第で笑のツボは違ってくる
先輩が面白いと感じた動画が、僕には全然刺さらなかったわけなんですが、
彼は腹がよじれるぐらい笑ったそうです。
つまりツボったわけです。
それに対してボクは終始、無表情で見ていました。
どこが笑えるポイントかが分からなかったんですよね。
客席から笑いが起きても、「えっ、ここで?」という場面が多かったです。
「一般的な評価はどうなんだろう?」と思い、コメント欄を読んでみると、面白いという感想がすごく多かったんですよね。
なので、先輩にだけではなく、大勢の人に受けているんですよ。
一般的に面白いと思われているんです。
ということは、
先輩の解釈では笑えても、ボクの解釈では笑えない。
ということです。
性格が違うと物事の解釈も違ってくる
ボクとその先輩は性格が全く異なるんですよ。
ボクは内向的で、
大人しくて、
繊細(自称)なのですが。
先輩はというと、
自分の考えを積極的に主張する、
少し気が荒い、
神経質、
というような性格をしています。
性格がこれだけ違うからか、物事の見かたや捉え方にも大きな違いがあるんでしょうね。
一緒に仕事をしながらそう思っていました。
ボクが感謝する場面で先輩は不満を感じたり、
ボクが上司の指示に順従なのに対して、先輩は自分の意見を主張したり、
ボクが他人の目を気にする場面で、先輩は全く気にしなかったり、
といった具合です。
ボクは先輩に対して、「なんで急に怒るの!?」「上司の言うことは聞こうよ!」「もっと周りと合わせようよ!」といつも心の中で思っていました。
でも先輩からしたら、「お前はもう少し自分を主張しろ」とのことです。
人間関係って難しい...。
笑いのツボが合う人とは気が合うのか?
苦手なタイプの先輩とボクの笑いのツボは違っていたわけですが、
妻とはどうかというと、
やっぱり結婚しただけあってか、笑いのツボがけっこう似ているんですよね。
妻は、大げさなリアクションとか、叫んだりするようなストレートなものが好きなんですよ。
勢いで押し切るようなやつです。
ボクもこういうのは割と好きなんですよね。
やっぱり、テレビとかを見ていると同じ場面で笑うことが多いです。
でも人によっては、「こんなのうるさいだけだ」と思う人もいるわけです。
そういうことを考えると、
「笑いのツボが似ている」ということを、「良好な人間関係を築くためのバロメーターの一つ」とするのもいいかもしれません。
同じ場面で笑い合える。
同じノリでふざけ合える。
冗談が通じやすい。
など、
一緒にいて楽しいし、楽なのではないでしょうか。
新しく人間関係を始める時は、好きな芸人とかを聞いてみて、「相手の笑いのツボを知るところから始めてみるのもいいな」と思いますね。