どんなに素晴らしい曲でも、その時の状況次第では騒音になってしまいます。
例えば、たまにありませんか?
爆音で音楽を流している車とエンカウントすることが。
「ドゥオン! ドゥオン! ドゥオン!」
とか、
ゆっくりと自分の部屋でくつろぎたいのに、隣人が大音量で音楽を流しだしたりとか。
「ドン! ドン! ドン!」
↑(なんで皆そんなに重低音が好きなのか・・・。)
ボクの場合、今のところは騒音に悩まされることはないのですが、実家で暮らしている時は兄弟によくやられていました。
ボクが自分の部屋で宿題やテスト勉強やらをしていると、隣の部屋から大音量で音楽が流れてくるんですよ。
「そんなにボリューム上げたいならヘッドフォンをすればいいだろうが!」
と、何回言ったことか・・・。
音楽はやっぱり、自分が聴きたいときに聴くのが最高なんですよね。
どんなに素晴らしい曲といえど、大音量で無理やり聞かされたくはないのです。
音楽こそTPOをわきまえてほしい
TPO。
Time(時間)
Place(場所)
Occasion(場面)
のことです。
音楽を聴く時こそTPOを意識するべきではないでしょうか。
例えばドライブ中、
大音量で音楽を聴きたい気持ちは分かりますよ。
でもせめて、
住宅街を通過する時、
駐車場などに停車する時、
深夜にドライブする時、
ぐらいはやめてほしいですね。
いくら自分が音楽を聴きたい気分だからといって、他人に迷惑をかけてはいけません。
ボクは昔、道沿いのアパートに住んでいた時期があったのですが、
寝ている時や何かに集中している時に大音量の音楽が外から聞こえてきたら、やっぱり不快に思ってしまうんですよね。
その家に住んでいる人にとっては一瞬の出来事かもしれません。
しかし、
その道を通過する先々で、道沿いに住んでいる人達全員に、一瞬でも嫌な思いをさせてしまうかもしれないわけです。
そうならないように、車外に音が漏れないぐらいの音量で、周囲にも自分の鼓膜にも気を遣ってほしいですね。
ヘッドフォンはマナー
所かまわず、唐突に音楽を聴きたくなることはボクにだってあります。
鼓膜の限界までボリュームを上げたいことだってあります。
でも、その音楽を今この瞬間に聴きたいのは自分だけじゃないですか。
周りの人達は各々の時間を過ごしているわけです。
その人達の中には、音楽を聴きたくない気分の人だっているのです。
なので、周囲に音を漏らさないようにヘッドフォンをしてほしいのです。
そんなふうに音楽を聴きたくない
例えば、自分がよく聴くお気に入りの曲を、通りすがりの車や隣人が大音量で流していたとしましょう。
なんだか萎えてしまいませんか?
特に、自分の好きな曲の場合、
「やめてくれ、俺の好きな曲をそんなふうに聞かせないでくれ」
と、ボクは思うんですよね。
自分の好きな曲で不快な気持ちになりたくないんです。
逆に、自分の知らない曲だとしてもやめてほしいです。
知っている曲の場合、どんなにうるさくても、まだ曲として認識できます。
しかし、知らない曲の場合、それはもう曲ではなくただの騒音として認識してしまいます。
自分がまだ知らない曲を、そんなふうに知りたくはないのです。
自分のタイミングで聴きたい曲を聴くのが一番
「空腹は最高のスパイス」と言われるのと同じように、
音楽にも最高のスパイスとなりえるものがあると思うんですよ。
それは、その時のシチュエーションや心境なのではないでしょうか。
曲のメロディーや歌詞が、その時のシチュエーションや心境とシンクロすることで、より心地良い気分になれるのだと思います。
ドライブ中は疾走感のある曲。
むしゃくしゃしている時は激しい曲。
落ち込んでいる時は、慰めてくれるような曲。
悩んでいる時は、前向きな気持ちにしてくれるような曲。
あえて切ない曲を聴きたくなる時だってあるし、病みソングを聴きたくなる時だってあります。
結局、自分のタイミングで聴きたい曲を聴くのが一番なんですよね。
なので、音楽を流している本人は、そりゃ気持ちが良いですよ。
自分が今、その曲を聴きたい気分でいるのだから。
しかし、自分はそういう気分でも周りの人達はそうではないのです。
音楽を騒音にしてしまわないように
周りにいる人達の中には、音楽を聴きたくない気分の人だっているわけです。
勉強に集中したい。
ぐっすり眠りたい。
落ち込んでいる時に、さらに落ち込む曲を聴きたくない。
今はそういうジャンルの気分じゃない。
など、色々あると思います。
そういう人達からしてみれば、
「あなたは音楽を聴いて気分が良いかもしれないけど、こっちはうるさいんだよっ(怒)」と、なってしまいますからね。
そう思わしてしまわないように、
音楽を聴く時はヘッドフォンをして周囲に音を漏らさない。
音楽を流すときはTPOをわきまえ、周りの人達に迷惑をかけないようにする。
自分も気を付けたいし、他の人にも気を付けてもらいたいと思います。
音楽は気分を盛り上げたり、心を癒してくれる反面、時と場合によっては騒音になってしまうのです。