ボクは現在30代なわけですが、今でも友人や同僚とポケモンの話題で盛り上がることがあります。
アニメではなく、ゲームのほうのポケモンです。
ボク達ぐらいの年代からしたら、ポケモンも立派なコミュニケーションツールなんですよね。
10代、20代の人達にとってもそうだと思います。
ポケモンをプレイし始めた年代に差はあれど、子供の時から現在まで、ずっとプレイしているわけじゃないですか。
なので、
「小学生の時からポケモンをしていて、今はネット対戦でランク上位を目指しています!」
ということと、
「小学生の時から野球をしていて、今は社会人チームに入っています!」
は同じ感覚なんです。
まあ、これは少し大げさかもしれませんが(笑)
でも、そんな30代の人ってたくさんいると思うんですよ。
「スポーツとかその他の趣味は途中でやめてしまったけど、ポケモンだけはまだしている」という人。
子供の時からずっと続けられていることって、そうそうないと思いませんか。
もうこれは、立派な趣味と考えてもいいのではないでしょうか。
ポケモンは奥が深い競技種目
2023年現在、ポケモンの種類は1008匹だそうです。
その数の中から、「ポケモンを数匹選んでパーティーを構成」「ポケモン毎に4つの技を覚えさせる」。
これだけでも無数の組み合わせがあります。
人によってはそこから、
「性格」「個性」「特性」「個体値」など、様々なステータスを考慮して更に厳選します。
対戦環境を読んで育成方法を変えたりと、考えなければならないことが山ほどあり、奥が深いです。
「全てのポケモンを集める」「色違いのポケモンを集める」といったコレクション要素もあります。
インターネットで大会が開かれているので、世界中の人と競うこともできます。
厳選に厳選を重ねて育成したポケモンで世界に挑む。
もう、競技種目のようなものですよ。
例えば、自分がポケモンの世界ランクTOP10に入っている場合、
そのようなポケモンの事情を知っている人からは、「おー!すごい!」という反応をもらえるはずです。
逆に知らない人からは、「えっ、でもゲームでしょ」みたいな反応をされるでしょう。
しかしこれからの時代、ポケモンをプレイしたことのある人口はどんどん増えてきます。
すると、「世界ランクTOP10!?すごい!」と思ってくれる人が増えてきます。
「ゴルフのスコア100以下なんですね。上手いですね」と同じような感覚で話せるようになるかもしれないわけです。
いずれは、ポケモンも一般的な趣味になってほしい
もう、ポケモンというジャンルを、ゲームというカテゴリーから独立させてもいいのではないでしょうか。
「趣味はゲームをすることです」
ではなく、
「趣味はポケモンです」
というような感じでです。
ボクの会社では、ゴルフと釣りをしている人が特に多いんですよ。
なので、休憩室で休んでいると、釣りとゴルフの話が周りからよく聞こえてきます。
しかし、それを聞いたからといってボクはなにも思いません。
「あー、釣りの話かー」ぐらいの気持ちで聞き流しています。
会話に参加していない他の人達も気にしている様子はありません。
しかし、ポケモンの話をするとなると、
こんな記事を書いていて言うのもなんですが、やっぱり少し恥ずかしいんですよね。
仲の良いもの同士だけの空間でならいいのですが、
会社の休憩室でとなると、ポケモンを話題に挙げることはしないですね。
やはり、「いい大人がポケモンかよっ」と思われるのではないかと、気にしてしまいます。
こういうところに、他の趣味との壁をまだ感じるんですよね。
いずれは、ゴルフとか釣りの話をするときのように、ポケモンのことを堂々と話せる日が来たらいいなと思います。
その日が来たら、「ポケモンが趣味の1つとして公に認められた」ということではないでしょうか。
30代といわず、全世代でポケモンの話題で盛り上がれたらいいですよね!