あなたは何のために生きていますか?
こう聞かれた時、即座に返答できる人は少ないのではないでしょうか。
生まれてきたから生きている。生きる理由なんて特に無い。
このように考えている人もいるかもしれませんが、これは当然だと思います。
なぜなら私たちは、生きる理由など教えられずにこの世に生まれてきたのですから。
しかし、人生には明確な目的があるのです。
目的もなしに生まれてきたと考える方が逆に不自然ではないでしょうか。
そこで今回は、私たちは何のために生まれてきたのか?
このことについて考察していきたいと思います。
私たちの現状
まずは皆さんにイメージしてもらいたいことがあります。
1.あなたはふと目を覚ましました。
2.どうやらたった一人で船に乗っているようです。
3.辺りを見渡すと、陸地はおろか目印になりそうなものはどこにも見当たりません。ただ海が広がるばかりです。
4.目的地も進む方角も教えられていません。
5.地図もコンパスも与えられていません・・・。
どうでしょうか。どうしていいか分からなくなるのが自然ではないでしょうか。
しかし、私たちの人生はこのようにして幕を開けたのです。
途方に暮れて身動きできなくなる人。
あてもなく動き出す人。
人によって行動は様々だと思います。
しかしここで、目的地がどこで進むべき方角はどっちなのか、これが分かれば迷うことなく人生を歩んでいけます。

人生の目的
前置きが長くなってしまいすみません。ここから本題に移ります。
結論から言うと、私たちの人生の目的は「魂磨き」です。
「生まれてきた時よりも魂を綺麗にして寿命を終える」。
これが人生の唯一の目的です。
では、どのように魂を磨けばいいのか。
そもそも綺麗な魂とはなんなのか。
魂は目には見えないし、触れることもできません。
そのようなものを磨く方法があるのでしょうか。
実はあるのです。
しかも自分次第で今すぐにでも実践できます。
それは「利他業」です。

魂磨きの方法
皆さんは、利他業という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、自分の損得よりも相手のためを考える思いやりの行動のことです。
この利他業を行うことで魂には徳が積まれていきます。
この徳こそが魂を磨くためのクリーニング剤となるのです。
そして逆に、利己的な行為を行うことで魂には不徳が積まれていきます。
利己的な行為というのは、利他業とは逆の行為のことです。
他人を顧みずに自分の損得のみを優先する身勝手な行動のことであり、自分勝手な生き方をしていると魂は汚れていきます。
そうなると、「生まれてきた時よりも魂を綺麗にして寿命を終える」という人生の目的に反することになってしまうので注意が必要です。

つまり、魂磨きの内容というのは、利他業を通して不徳を浄化し徳を積む作業のことです。
魂はリセットされない
私たちは今世に至るまで、輪廻転生によって何度も生まれ変わっています。
生まれ変わる度に肉体は変わりますが、魂は変わりません。
一つの魂を持って転生を繰り返すからです。
ですので、過去生からの徳も不徳もリセットされることなく、魂には残り続けているのです。
さらに、今世で浄化できなかったり、新たに積み上げてしまった不徳は来世に引き継がれます。
不徳は積まれれば積まれるほど、より頑固な汚れとなって魂にこびりつきます。
これを磨き落とすためには、より多くの利他業が必要になり、魂磨きの難易度が高くなってしまいます。
また、前世からせっかく引き継いだ徳も、今世の生き方によっては無くなってしまうこともあります。
自己中心な振る舞いを控え、思いやりを持って利他に生きる。
人生という航路から外れることなく目的地に向って正しい方角に進むには、この考えを軸として日々を過ごすことが大切なのです。


