私達は今世に至るまで
輪廻転生によって、何回も生まれ変わりを繰り返しています。
その中で多くの人と出会い、様々な関係を持ってきたはずです。
前世の記憶がない以上
私達は、出会った人のことを覚えていません。
しかし魂は
その人達の魂と「因縁」とういう見えない糸で今も繋がっているのです。
何のために繋がっているのかというと
来世以降、どこかの人生で再開するためです。
どのような形で再開するかは分かりません。
友達としてかもしれないし、親子としてかもしれません。
この再開が何のためにあるのかというと。
それは
自分がその人にした事を、その人から逆にしてもらうためです。
例えば
過去の自分が誰かをいじめていたら
今度は、自分がその人からいじめられます。
過去の自分が誰かを助けていたら
今度は、その人から助けられます。
このような形の再会は
相手の心を理解するために行われます。
「自分の行いで相手がどのように感じたのか」
ということを知るためにです。
自分がいじめられると、いじめられる人の気持ちが分かります。
他人から助けられたら、助けられる人の気持ちが分かります。
このように
相手の気持ちを知ることで、自分の行いを見つめ直すことができ
「自分がされて嫌な事は、他の人にもしないでおこう」
「自分がされて嬉しい事は、誰かにもしてあげよう」
と思うきっかけになると私は思います。
このような
相手を思いやる考えは利他心になります。
我々の人生の目的は魂磨きです。
魂磨きとは利他心を成長させることです。
ですので
因縁で繋がっている魂と再会し、自分の過去の行いを身をもって経験することは、魂磨きのために必要なイベントなのです。
因縁のネットワークの中にいる私達
因縁には、「縦の因縁」と「横の因縁」があります。
縦の因縁とは
先祖や子孫といった、自分を中心に上下に繋がる因縁です。
横の因縁とは
兄弟や友人、職場の人といった
自分を中心に、横に繋がる因縁です。
私達は、この因縁が複雑に混ざり合ったネットワークの中で生きています。
前世の私達も、このネットワークのどこかで生きていました。
それぞれの人生で様々な人間関係を築いてきたはずです。
良い出会いがあれば、悪い出会いもあり
自分に感謝してくれている人もいれば、恨んでいる人もいたはずです。
良い因縁
悪い因縁
強い因縁
弱い因縁
私達の魂は、このような因縁で多くの魂と複雑に繋がっているのです。
また
今世で結ばれる縁が因縁となり
来世の人生に影響を与える可能性もあるのです。

縁はどこで結ばれるか分からない
縁は、直接会ったことのない人とも結ばれてしまいます。
現代社会では、XやYouTubeといったSNSで多くの人と繋がることができます。
仮に、迷惑行為などを投稿して炎上してしまったら。
それを見た人達からマイナスの念を向けられてしまいます。
その結果、不特定多数の人とマイナスの縁が結ばれてしまうことになります。
他にも、日常の何気ない行為が他人と繋がるきっかけになることもあります。
例えば、あなたがポイ捨てをして、周囲にいた人を不快にさせたとしましょう。
その人からはマイナスの念を向けられ、マイナスの縁が結ばれることになります。
もし、誰かの命を奪ってしまったら
本人はおろか、その人の家族や友人からも
恨みや憎しみといったマイナスの念を向けられ、マイナスの縁で結ばれます。
逆にいうと
誰かに席を譲ったり、荷物を持ってあげるといった善行を周りの人達が見ていたら、その人達からはプラスの念を向けられ、プラスの縁が結ばれることになります。
このように
その人に直接何かをしたわけではないのに、間接的に相手に影響を与えることで結ばれる縁もあるのです。

全ての縁が因縁にまで発展するわけではない
縁が結ばれるといっても、全ての縁が因縁にまで発展するわけではありません。
縁の強さは様々であり
よほどの強い縁でない限りは、因縁にまで発展しません。
先ほど例として挙げた
ポイ捨てぐらいで結ばれた縁では、因縁とまではなりません。
相手を傷付ける行為を何度も繰り返し
相手を追い詰め
相手が抱く、恨みや憎しみといった負の感情が強くなるほど、強いマイナスの縁が結ばれ、悪因縁にまで発展してしまいます。
例えば、嘘をつくといっても
居留守を使うといった軽いものから
相手から全財産を奪うといった詐欺まであります。
相手に怪我をさせるといっても
ケンカでうっかり怪我をさせてしまうといったものから
故意に命を奪うといったものまであります。
一回謝れば許されるような軽い行為がある一方で
何度も何度も謝っても許されないような重い行為もあります。
因縁にまで発展するのは、後者のような行為になります。
結ばれた縁が弱いものであれば、来世に持ち越すことなく、今世中に消滅することもあります。
しかし
結ばれた縁が強いものであるほど、来世、来来世と、何度も同じ魂と再会することになります。
自分の行いは自分に返ってくる
因縁には、「良い因縁」と「悪い因縁」があります。
良い因縁とは
相手から感謝されるといったような、プラスの念で結ばれた縁から生まれる因縁です。
悪い因縁とは
相手から恨まれるといったような、マイナスの念で結ばれた縁から生まれるものです。
縁が結ばれた人とは、来世以降、何かしらの形で再開することになります。
友人としてかもしれないし、親子としてかもしれません。
どのような形で再開するかは分かりませんが
過去の自分がその人にしたことを、逆にされることになるのです。
いじめてた人からはいじめられるし
無視をしてた人からは無視をされ
物を盗んだ人からは物を盗まれます。
親切にしていた人からは親切にされ
優しくした人からは優しくされ
助けた人からは助けられます。
このようなことから
現在の人間関係が恵まれている人は、多くの人と良因縁で繋がっている人です。
逆に
人間関係に悩まされている人は、多くの人と悪因縁で繋がっているといえます。
私達は、日々の生活の中で、知らず知らずのうちに誰かを傷付けています。
自分では何でもないと思っていてる些細な一言や何気ない行為で、相手が傷付いていることもあります。
自分のことは自分が一番見えていないので、客観的に自分の行いを見つめ直すためにも、魂の再開は必要なのです。
仮に現在、自分がいじめられているとします。
いじめられているということは
過去に自分が、いま自分をいじめている人をいじめてたのです。
この行為に対して
「自分がイジメなんてするわけない!」
「そんな酷い事しない!」
と思っても
それは、転生を何度か繰り返し、魂が成長したからそう思えるのです。
転生回数が少なく、魂がまだ未熟だったころの自分がどうだったかは分かりません。
未熟さ故に、誰かをいじめていたのかもしれません。
そんな大昔の行いが、今になって返ってくることもあるのです。
なぜならば
神様は、その人が乗り越えられない環境は与えないからです。
その人の今の魂レベルに応じた環境を与えてくださいます。
「今の君ならこの因縁と向き合えると思うよ」
「この魂と再開して当時の自分の行いを見つめ直してごらん」
といった感じにです。
人生の目的を魂磨きと決めた神様が、その人が乗り越えられない試練を与える意味がないですからね。
悪因縁の断ち切り方
さいごに、悪因縁の断ち切り方について紹介いたします。
このステップは三つあります。
①受け入れること
②謝罪すること
③同じ行為を繰り返さないこと
です。
①受け入れること
いま自分がされている事を
「先に自分がその相手したのだ」と認めるところから始まります。
そして
過去の自分の行為が、そのまま自分に返ってきているのだと素直に受け入れます。
②謝罪すること
その人の魂に謝罪します。
「私は過去に、あなたが私にしている事と同じ事をしていたのですね」
「私はあなたに、今の私と同じ思いをさせてしまったのですね」
「すみませんでした。どうかお許しください」
このように反省し、懺悔します。
相手が目の前にいる時でもいいし、いない時でもいいです。
謝罪は、口に出してもいいし、心の中で行っても大丈夫です。
私の場合は、気が付いときに相手を想像し、心の中で謝罪するようにしています。
③同じ行為を繰り返さないこと
今後の人生で、他の誰かに対しても同じ事をしないようにします。
本人にだけではなく、誰に対してもです。
魂の再開によって、せっかく相手の気持ちを知れたのに、同じ行為を繰り返してしまったら意味がありません。
本人に対して同じ行動で対抗してしまったら、因縁は更に強くなってしまいます。
また
他の人に対しても行ってしまうと、同じような因縁で多くの人と新たに繋がってしまいます。
因縁を断ち切らなければ、来世以降もその魂と再会し、同じ問題を抱えることになります。
過去からの悪因縁を断ち切り
今世で新たなプラスの縁を結ぶことで
来世は、今よりも良い環境になるはずです。





